3月末にパートを辞める

パートを辞める決心がつくまで一年かかったな…人からしたら「そんな大そうな」って言われるかも知れないが、私にはこの期間が必要だったのである。一年かけて何が大切であるとかを考えさせられた期間であった。

仕事を辞めるにあたって社会から切り離さされて孤独になるのではないか…とか何にも所属していない不安とか…そんな思いが長年あったのだけど…今は全く不安も孤独も感じない。自分の身体を休めてあげて、この居心地の良い家庭内でゆっくりのんびり生活をしたいと思っている。

そしてそれが可能な家族との関係に感謝している。

良く頑張ったな…私。16年前の私が懐かしく思う。まだ子供小さく、必死でパートと家事をこなして居たな…もうゆっくりしてね。今の私。

木、金、土、日、月と5日間休んでいる。とっても幸せだった。三月には毎日こんな日々が訪れるなんてて…本当に嬉しい。「明日から仕事だ…」とか「休みが終わる…」とかな思いをしなくていいのだ。何て幸せなんだろう

単身赴任12年

我が家は主人が単身赴任になって丸12年になろうとしています。中学生だった息子は社会人25歳に、低学年だった娘は大学生に、その間に私の病気、子供達の受験、娘の病気…と色々な事が起きました。

何故単身赴任になったのかと言うと、当時の勤務先でのパワハラが理由です。会社側として救済の為主人を遠方に単身赴任させました。そのおかげで主人にとってもリハビリ的な感じで感覚が戻って来て元気になって行きました。

だから私は主人にはこっちに戻って来て欲しいとは言わないようにしていました。でも私も1人で色々な事を乗り越えるには相当しんどかったです。主人も色々とサポートはしてくれてましたが、実際には側には居ないのですから…

今年になって…私の病気が再発してしまい…もう私も精神的に参ってしまって…

主人も覚悟を決めて会社に戻りたいと申し出をしたようで、来年の夏にはこちらに戻れるみたいです。

 

パワハラに合った環境に戻るって覚悟は並大抵ではないと思います。現在はパワハラをした社員数名は辞めたようで、一人だけ在籍してるみたいですが。

 

本来なら1人でも大丈夫と言ってあげたいのですがでももう私頑張れないのです…

今まで頑張って来たのだから甘えていいですよね…

引きこもり体質なのか

パートの休みが金、土、日とあった場合、金曜日はまだ外に出掛ける気持ちがあって割とアクティブに活動しているのに、土曜日日曜日とならば段々体力温存?ためか引きこもり体質になって行くのである。月曜日から仕事だ…何か作り置きをしとかないと…とか考えてしまう。そして土曜日の夜には、明日一日で休みが終えてしまう…と寝つきが悪くなる…仕事に行けば何とかなるので、「あ…何とか出勤して今ここに座ってるわ…何で重く考えてしまうんだろ」と毎週思っている。

もし…辞めたら…金曜日みたいに全ての日をアクティブに動ける気持ちになるのだろうか?それとも引きこもり?

3月迄には辞めて…と考えてるし、家族もいい加減辞めたら?と言ってくれてるし、でも想像が付かない専業主婦の生活が。

 

楽しく生きるのも引きこもりになるのも全て自分自身が決める事なのにね。

悩みは自分で作っている?

9月にある検査でガンの疑い…と診断され…10月に日帰り手術でその部分を取り、病理を調べる検査をする事になった。

造影剤を投入しながらのMRI…今まで何度かMRIをした事があったが、造影剤をしながらの検査は初めてで事の重大さにショックを受けた。

実際日帰り手術も私にしては大掛かりな検査に思えた…

もしガンなら…と何回も悪い方に考えてしまって本当にしんどい1か月だった。

2日後の結果の日は生きた心地がしなかった。結果は良性だった。椅子から崩れそうになった。

私は普段から色々な事に悩む傾向がある。仕事の事、子供の事、母親の事…様々。

でも病気の悪性良性は自分でいくら考え方を変えても結果は変わらない。ならば普段の悩みは自分次第で悩みでは無くなるのでは…と思ったのだ。

中々直ぐには思考は変わらないが今回の事で気付けたのは本当に良かった。

パートを辞めて専業主婦になる!

16年パート勤めをして来た。今までも辞めたい辞めたいとは言うていたが、それは本心では無かったんだとつくづく思う。実際辞める時ってどんな気持ちなんだろう…って思いながら16年働いて来た。数年前にパート仲間が辞める時にどんな気持ち?と尋ねた事があった。彼女は「一日でも早く辞めたい!」と答えたのに驚いたのだった。

今なら分かる。それは辞める決心がついた時に伴う感情。

あ〜私にも辞める決心がついたんだ…この気持ちか…ホッとした辞めれるし、この決断に後悔はないんだ。

仕事上年末迄行かないといけないのが辛い。まだ4ヶ月ある😮‍💨

4ヶ月を想像して頑張るしかない。

栗原はるみさん

栗原はるみさんの季刊誌「ha.ru.mi」がこの秋で最終号になった。

25年前、たまたま図書館で見た料理本にハートをうち抜かれた。それから私は栗原はるみさんの熱烈なファンになった。はるみさんの本を買っては大切に読み、自分もこんな素敵な主婦になりたいと思ったのだった。当時私は結婚して2年目で息子は0歳、まだまだ新米の主婦で料理も好きだが何となく確立してないような感じだった。

あれから25年…当時50歳手前のはるみさんも今は74歳。

でもいつの時でも本の中のはるみさんは笑って居て、

きっと色々悲しい事や身体がしんどい時もあるのは勿論なのにいつも楽しく生活を楽しんでいるように見えた。その笑顔の奥には図り知れない努力があるんだと思う。

はるみさんと私は20年以上の歳が違う。時々自分が辛くなると今の自分の年齢に近い頃の本を開いて今の私と同じはるみさんを見て勇気?まだまだ私は楽しく生活出来るんだ。と明るい気持ちにさせてもらっていた。

74歳…私も後20年…楽しく生きれる💕と今回の最終号を見て思えた。まだまだ色々出来るし楽しく生活しよう。

ありがとうございました。栗原はるみさん